wiki:Ja:Help/Action/Select

オブジェクトの選択、移動、回転

source:trunk/resources/images/mapmode/move/move.svg ショートカットキー: S

このツールには四つのモードがあります:

目次

  1. 選択ツール
  2. 単一オブジェクトの選択
  3. 複数オブジェクトの選択
    1. 選択解除
    2. 特定のウェイの選択
  4. 移動
  5. ノードのマージ
  6. 回転
  7. 拡大縮小
  8. カーソル
  9. 詳細情報
  10. 関連事項

選択ツール

このマップモードではさまざまなオブジェクトを選択できます。 選択されたオブジェクトは、表示設定有効なスタイルにしたがって他とは異なるスタイルで描画されます。 また選択モードによってカーソルのアイコンも変わります。

単一オブジェクトの選択

左ボタンクリック でポインタに最も近いノードsource:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_node.svgやウェイsource:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_way.svgを選択できます。 選択されたノードやウェイは強調表示されます。

複数のオブジェクトが重なっていたり非常に近い位置にある場合に、特定のオブジェクトを選択する方法がいくつかあります。

  • 中ボタンクリック で近傍のオブジェクト一覧のポップアップウィンドウを表示して順番に選択することができます。
  • Alt キー(または AltGr キー) を押しながら 左ボタンクリック でポップアップウィンドウを表示させずに近傍のオブジェクトを順番に選択できます。 この選択方法をデフォルトにして Alt キーを使わなくてもよくするには、詳細設定selectaction.cycles.multiple.matches を true に設定します。

現在の選択にノードsource:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_node_add.svgやウェイsource:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_way_add.svgを追加するには、Shift キーを押したまま 左ボタンをクリックします。 Ctrl キーを押したまま 左ボタンをクリックすると、オブジェクトの選択を切り替えることができます(もしオブジェクトが選択されていれば選択から除外し、実選択なら選択に追加されます)。 ダブルクリック で周囲を囲むエリア(閉じたウェイやマルチポリゴン)を選択できます。

複数オブジェクトの選択

全てのオブジェクトを選択するには Ctrl+A を押します。

マウスの左ボタンを押したままドラッグ すると選択用の矩形領域 source:trunk/resources/images/cursor/modifier/selection.svg が表示されます。

  • マウスの左ボタンを放すと、矩形領域内の全てのオブジェクトが選択されます。 矩形領域内の全てのノードと領域内に全体が入っているウェイが選択されます。
  • マウスの右ボタンを放すときにマウスの右ボタンを押していると 領域の選択をキャンセルできます。

マウスボタンが放されるときにAltキー、Shiftキー、Ctrlキーのどれかが押されていると、以下のような挙動で選択されます:

  • Altキー : 通常の選択動作に加えて、矩形領域内に少なくとも一つのノードが含まれている接触している全てのウェイが選択されます。
  • Shiftキー source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_add.svg: 現在の選択に追加してオブジェクトを選択します。
  • Ctrlキー source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_remove.svg: 現時の選択内容から、矩形領域内のオブジェクトが(もし含まれていれば) 選択解除されます。 現在の選択には何も追加されません。

AltキーはShiftキーと組み合わせられますが、Ctrlキーは スケール コマンドに使われるので組み合わせられません。

選択解除

全ての選択を解除したい場合、なにもない領域でクリックするか、キーボードのEscを押します。

複数のオブジェクトを選択していて、その中の特定の一つのオブジェクトを選択解除したい場合、Ctrlキー source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_node_remove.svg source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_way_remove.svg を押したまま選択ツールでクリックしてください。

特定のウェイの選択

ノードを共有する複数のウェイから特定のウェイを選択する方法についてはこちらを参照してください。

移動

メインウィンドウ上で、選択したsource:trunk/resources/images/data/node.svg ノードsource:trunk/resources/images/data/way.svg ウェイを移動できます。 マウスカーソルを選択したオブジェクトのどれかに近付け、左クリックしたままマウスをドラッグします。

  • ノードの近くで移動操作をした場合、そのノードだけが移動されます。
    • ノードを他のノードのすぐ近くまで移動させ、かつCtrlキーを押したままマウスの左ボタンを放した場合、移動したノードは移動先のすぐ近くのノードと結合されます。
  • ウェイのそばで移動操作をした場合、ウェイとそれを構成するノードの両方が移動されます。

ノードのマージ

source:trunk/resources/images/cursor/modifier/joinnode.svg

選択したノードをCtrlキーを押しながら他のノードの上にドラッグすると、ノードをマージすることができます。

回転

source:trunk/resources/images/cursor/rotate.svg

Shift+Ctrlを押しながら左マウスボタンを押してカーソルを移動すると選択したノードとウェイを回転できます。

拡大縮小

source:trunk/resources/images/cursor/scale.svg

Ctrl+Altを押しながら左マウスボタンを押してカーソルを移動すると選択したノードとウェイのサイズを変更できます。

カーソル

カーソルの変化でどのようなアクションが起こるかが分かります:

カーソルアクション
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_node.svg ノードを選択する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_node_add.svg 現在の選択に追加してノードを選択する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_node_remove.svg 現在の選択からノードを除外する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_way.svg ウェイを選択する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_way_add.svg 現在の選択に追加してウェイを選択する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_way_remove.svg 現在の選択からウェイを除外する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/selection.svg 矩形領域内のオブジェクトを選択する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_add.svg 現在の選択に追加して矩形領域内のオブジェクトを選択する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/select_remove.svg 現在の選択から矩形領域内のオブジェクトを除外する
source:trunk/resources/images/cursor/modifier/joinnode.svg 選択済みのノードとポインタ近くのノードをマージする
source:trunk/resources/images/cursor/rotate.svg 選択したオブジェクトを回転する
source:trunk/resources/images/cursor/scale.svg 選択したオブジェクトをscale拡大縮小する

詳細情報

ただ単にオブジェクトを選択したいだけなのに移動されてしまうことを防ぐため、あるマウス操作が選択操作なのかそれとも移動操作と捉えられるのかを設定によって制御することができます。これはタッチ操作やスタイラスを利用するタブレットのようなデバイスでは特に重要になります。左マウスボタンが押されてから放されるまでにポインタが移動した場合、ポインタが5ピクセルを超えて移動したか0.2秒を超えて押されているとオブジェクトは移動されます。それ以外の場合はオブジェクトは選択されるだけです。これら二つの設定は詳細設定edit.initial-move-threshold (ピクセル単位) と edit.initial-move-delay (ミリ秒単位)で変更できます。.

関連事項

  • UtilsPlugin2 にはさらに他の選択機能が含まれています。

編集ツールバーに戻る
ヘルプに戻る

Last modified 5 years ago Last modified on 2020-03-10T18:40:02+01:00
Note: See TracWiki for help on using the wiki.