USBメモリからJOSMを起動する方法(Windows対象)
JOSMを"外部の"Windowsマシン上でJAVA仮想マシンをインストールせずに走らせる!
portableAppsでUSBメモリにJAVA仮想マシンをインストールする方法が説明されています。 この方法によって外部のマシン上でもインストールせずにJAVAの .jarファイルを実行することができます。 USBメモリに一度インストールしておけばjosm-tested.jar/josm-latest.jarを実行できます。 個々のファイル(設定やプラグイン等)もUSBメモリ内に格納できます。 USBメモリには140MB以内程度の空き容量が必要です。
以下、JOSMをいつも携帯するための方法です...
USBメモリを挿入する
OK、この部分は簡単です! :-)
"PortableApps.com Suite" のダウンロードとインストール
http://portableapps.com/download からプラットフォームのみのタイプ(3MB)をダウンロードして .exeファイルを実行します。
インストーラーが対象のドライブを聞いてくるのでUSBメモリのルートディレクトリを選択します(ここではg:\とします)。
"Java Portable" のダウンロードとインストール
jPortableからダウンロードして.exeファイルを実行します。
インストールには少し時間が掛かります。
注意: インストーラーはJavaエンジンをダウンロードするので、インストール中にはインターネット接続が必要です!
"Java Portable Launcher" のダウンロードとインストール
jPortable Launcherからダウンロードして.exeファイルを実行します。
"josm-tested.jar" のダウンロードとUSBメモリへの保存
ダウンロード からテスト済み版のJOSM(josm-tested.jar)をダウンロードしてUSBメモリに保存します(保存先の例 g:\josm-tested.jar)。
最新版がお好みなら 'josm-tested' を 'josm-latest' に変えても構いません。 違いは名前の通りです。 安定版の方が良ければ josm-tested を使ってください。
USBメモリの取り外し
- USBドライブの中にアクセスしているアプリケーションがあったらクローズします(例えばエクスプローラでg:\を表示している場合など)
- (画面の右下の)タスクバーにあるPortableApps.comのアイコンを右クリックして終了を選択します
- (一般的なUSBデバイスと同様に)Windowsのハードウェアの安全な取り外しから取り外します
USBメモリからJOSMを起動
- USBメモリを挿入します
- 自動実行が有効になっている場合は"Start PortableApps.com"が表示されるので実行します
- 何も起こらない場合は g:\Start.exe を直接実行します
- PortableAppsのメニューが表示されます。 "Java Portable Launcher"を選択します
- josm-tested.jarを選択します(この例では
g:\josm-tested.jar
) - いつものようにJOSMが起動します
JOSMを終了した後、もう一度起動するにはタスクバーのPortableApps.comのアイコンを使います。 USBメモリを取り外すときには、起動中のJOSMを閉じてから上記の"USBメモリの取り外し"の手順に従ってください。
設定やプラグインなど
上記の手順によって本質的には"新規インストールしたJOSM"がUSBメモリに作られていることになります(コンピュータ上に既に導入済みのJOSMがあったとしても)。 USBメモリから実行するJOSMは、全ての設定やプラグインなどをUSBメモリから読み出し、あるいは保存します。 忘れずにユーザアカウントを入力し、設定を調整し、必要なプラグインをダウンロードするようにしてください。
念のために、全ての個人的なファイルは次の場所に保管されています: G:\PortableApps\JavaPortableLauncher\Data\AppData\JOSM
持ち歩けるJOSMで楽しんでください!