wiki:Ja:Introduction

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JOSMことはじめ

言葉の定義

"ノード (node)" は点、"ウェイ (way)" は複数のノードをつなぐ線を意味します。このことは、"ウェイ" は単に複数のノードをつなぐ線一般を指しており、道路などの現実的なウェイ(道)だけをさす言葉ではないことを意味します。"リレーション"はウェイとノードを順番に並べた物で、要素のコンテナと言える物です。"領域 (Area)" は終点が接続されたウェイの呼び名であり、特別な存在ではありません。

道やトラック、パスが曲がっているときにはたくさんのノードを置いて短いウェイでそれらを接続します。ウェイは方向を持ち、多くのタグではそれが意味を持ちます。一方通行 (oneway=yes) ではそのまま通行方向となります。他のタグではウェイの右側と左側を区別します。(海岸線など)

JOSMを開始する

JOSM は Java で書かれたプログラムであり、.jarファイルを実行して起動します。起動方法は各OSで異なりますので、JAVAプログラムに詳しい誰かに聞くか、インストール方法を読んでください。

JOSMが起動すると、JOSMの新しいバージョンでの変更点についての情報を書いたウィンドウが開きます。起動するたびにこのページの内容をチェックするように心がけてください。重要な変更があるかもしれません。

次に、データをダウンロードします。もし編集したいエリアのGPSトレース(GPXファイル)があるときには、直接それを開いてもかまいません。ファイル->開くで開くと、そのファイルの地域を表示します。緑色のダウンロードボタンsource:trunk/images/download.pngを押すと、そのエリアのデータをOSMのサーバ (openstreetmap.org) からダウンロードします。場所は地図から選んだり、地名で検索できます。一度にダウンロードできる範囲には限りがあるので注意してください。

代替案としては既存のGPX ポイントをOSM サーバからダウンロードする方法があります。このやり方を始めるには、関連するエリアの緯度経度座標を知る必要があります。いちばん簡単なのは最初のタブにあるダウンロードダイアログスリッピーマップを使うことです。このマップをブラウズしたり、興味のあるエリアにズームイン/アウトしたりマークしたりできます。Read more on the download dialogue.

JOSMで編集する

JOSM はオフラインエディタなのであなたのやった作業はサーバにアップロードするまでは他の誰にも見えません。このため、何も壊さずに実験したり、繰り返し要素を移動、タグ付け、追加や削除することができます。単一の要素へのその後操作はアップロード時にはひとつの修正としてデータベースへ送られます。

実際の編集作業で最初に行うことは、交差点ないし大きく方向の変わるところでOSMデータにノードを加えることです。ノードを追加するには、左メニューバー2番目のボタンをクリックするか、キーボードの"A"キーを押下(2番目のボタンがハイライトになるはずです)してノードボタンをハイライトにします。GPS トラック上でマウスカーソルを動かしてノードがあってほしい場所で左クリックします。白い点(選択されたノード)が現れ、ゴムのように伸び縮みする線がその点からマウスカーソルまで引かれます。その後ノードを作成するにつれ、前のノードは黄色の点で表示されます。

一連の連続したノードがウェイを形作ります。

ウェイそのものは、タグ付けされて何を表すのかが分からないとあまり役に立ちません。Map Features にウェイで使用できる現在のキーと値のペアが全て載っています。プロパティのペインはJOSM の右側に開き、左側の8番目のボタン(ドキュメントの上にスパナが乗ったアイコン(訳注:最新版では8番目では無いようです))がハイライトされることを確認してください。このボタンを押すか、"Alt+Shift+P"を押下してください。プロパティのペインには3つのボタンがあります:プラス印の付いた"追加"、次に"編集"、そして"削除"。

プロパティの編集は現在の選択範囲全てに及びます、例えばハイライトされている要素(ノードとウェイ)。何を選ぶにも、選択モードの状態になければなりません。これは左手の最初のアイコンをクリックするか、"S"キーを押下することで切り替えられます。あなたの新しいウェイがハイライトされていることを確認して"追加"ボタンを押下すると、ダイアログボックスが現れてキーと値を選択するように尋ねられます。作成しようとするウェイを表すキー/値のペアを入力します。例えば、キーには引用符なしで"highway"を、値には"secondary"をこれも引用符なしで入力します。そしてOK をクリックします。これであなたのウェイにタグが付けられました。

OSMへのアップロード

全てを終えてルンルン気分になったところでこれをOSM サーバにアップロードする必要があります。緑の上向き矢印source:trunk/images/upload.png をクリックします。

JOSM はアップロードしようとする要素の概要を教えてくれます。また、あなたの編集内容について、短い要約を自由記述で求められます。この説明はあなたのデータとともにサーバに保存され、次の例のような情報を提供しますRecent Changes list

"変更のアップロード"をクリックすると、あなたのデータはアップロードされ、他の誰でも見ることができるようになります。

アップロードについてのより詳細な情報はUpload to OSM を参照。

決めごと

ウェイ作成に関するいくつかの別のポイント。

1) Dual carriage ways should be drawn as two separate parallel ways, with each carriage way being a different way.

2) 通りが一方通行なら(including the individual carriageways of a dual carriageway) ウェイは通行方向に向けて描かれるべきです。

3) キー/値 のタグ付けは大文字小文字を区別します、全てのキーは小文字で入力します。


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