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オーディオマッピング: 校正

よほどついてない限り、ボイスレコーダの内蔵時計がGPSで使われている原子時計ほどの精度を持っていることはないでしょう。 したがって使っているボイスレコーダが十分に精確であるかを確かめて、ずれがある場合にはそれを測定してJOSMに伝える必要があります。 このプロセスを'校正(キャリブレーション)'と呼びます。

GPS軌跡上で位置を特定するために音声デバイスの内蔵時計を使った場合、例えば自転車でのサーベイで1時間に5秒の時刻ずれがあったとすると4時間後には距離にして100m以上のずれにつながります。 これが車だとさらに大きなずれになります。 .

校正するにはJOSMのオーディオ設定のボイスレコーダの調整に1.0前後の数値を入力します。 この数値はレコーダで記録した音声の長さと実際の正確な長さの比率を意味しています。 例えば、音声記録をちょうど3時間おこなったときの記録結果が3時間15秒になった場合、調整値は(3 x 60 x 60 + 15)/(3 x 60 x 60)で1.00139(小数点以下5桁で十分です)になります。 レコーダの内蔵時計が進みがちなときにはこの数値は1.0よりも小さくなります。 調整値が1.0から大きくかけ離れるような場合はそのボイスレコーダは捨てた方がいいです。

手順

  1. サーベイのセッションと同じぐらいの長さ(1時間から4時間程度)の正確な時間長の録音を作ります。 その際には正確な時刻を参照しながら"スタート!"といった合図を記録するか、日本ならFMラジオや電話の時報を録音するのが良いでしょう。 衛星デジタルラジオや海外のDABの時報は遅延があるため向いていません。
  1. ボイスレコーダによる録音時間長を測定します。 レコーダを使って再生して時間を測ることはできません。 これは録音に使ったのと同じ内蔵時計を使って再生するためです。 正確に測定するにはデジタル音声のファイルとして取り出し、公称サンプリングレートと実際のサンプリングレートを比較する必要があります。 この処理はJOSMで行うか、より厳密にはサウンドエディタを使って行います:
  • Audacityのようなサウンドエディタを使って音声クリップを開き、記録した開始・終了の合図の前後の部分を削除します。 時報部分は見た目で簡単に編集することができます。 時間軸の表示(Audacityの場合、サウンドトラックの波形表示の上部に沿って表示されています)を読み取ります。
  • JOSMを使う場合、
    1. GPXファイルを読み込みます(十分な長さがあるものを使います)。
    2. GPXレイヤーのコンテキストメニューから音声のインポートを選んで音声マーカーレイヤーを作成します。
    3. 最初の開始の合図まで再生します。
    4. 再生点に音声マーカーを作成します。
    5. 終了点で同じことを繰りかえします。
    6. 開始・終了点のラベルを確認します。 これは開始点からのGPS時刻のオフセットを示しています。 この差分が音声トラックの記録時間を意味します。
  1. 測定した時間長を本来の記録時間で割った値をオーディオ設定に入力します。
  1. 上記の手順は、ずれの大きさを確定して十分に一貫していると判断できるまでマッピングの各セッションごとに繰り返します。 ずれの大きさはレコーダの音質設定によって変わることにも注意が必要です。

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Last modified 8 years ago Last modified on 2013-04-15T05:48:33+02:00